美容師の転職レポート

福光さんのケース

美容師歴20年を超える大ベテランで、前職ではチーフとして活躍されていた福光さん。お店を変わったことで気持ちにゆとりができたといいます。今の生きがいは3歳になった娘の子育てに参加する事。意を決して転職という道を選んだ気持ちや背景、そして現状について語って頂きました。
簡単なプロフィール
前職現職
広島市中区の中堅美容院勤務 美容室Planet(広島市中区)
チーフメインスタイリスト
スタイリストとして多くの顧客の接客を行いながら、管理職としてお店のマネジメント業務に携わる。お店の主力スタイリストとして活躍中。

前のお店ではどんな事をされていたのですか?

立場としてはチーフというポジションでした。スタイリストであると同時に管理職でもありましたね。お店は立地条件が良く、新規顧客の来店が比較的多くあり、そのため常に忙しく働いていたように思います。忙しいのは良いのですが、どうしても流れ作業になりがちな部分があり、お客様一人一人の愛着・親しみというのは、今思えばちょっと希薄だったかもしれないと感じています。

なぜお店を変わろうと思ったのですか?

お店のあり方方向性について、オーナーの考えと自分の理想との間に少しずつ差が開いていったんだと思います。何度も意見交換をしてきたのですが、お店の方針が変わることは無いだろうと感じていた矢先に、店舗の移転が決まったんですね。じゃあいい機会だから、これを機に新しい道へ進もうと決心したんです。

その際に何かビジョンはありましたか?

自分がやりたい方向性でいきたいと思っていたので、独立する方向で準備していました。そんな時、偶然今のお店の求人記事が目に止まり、読んでみると自分が求めている方向と全く同じだったので、すぐに連絡してオーナーに会いに行きましたね。
最初問い合わせた時に『履歴書とかいいから、話でもしに来る感じで来て』と気さくな対応だったのですが、実際に会ってみるとその通りの人だったという(笑)

話した感じも内容も実際に思っていたとおりのものだったので、独立ではなく、新たなお店で新たな道を進むことに決めました。

転職して何か変わった事があれば教えて下さい

美容室Planet

まずは気持ち的にもゆとりが出るようになりました。オーナーの人柄もありますし、お店の店舗や接客のペース、そして方向性などなど。お店の方針であるダメージレスの分野についてはまだまだ勉強していかなければいけないのですが、元々突き詰めたかった分野なので全く苦ではないです。 お店の規模的に、前のお店ほど豊富な種類の薬剤があるわけではないので、その部分で最初は難儀しましたが、それこそ自分がスタイルを変え、工夫することでどうにでもやりようはあるんだなと、逆に気付かされました。

プライベートはどんな感じですか?

趣味とはか無いんですね(笑)。3歳の娘がいるのですが、保育園に送ったり、ご飯や洗濯などを分担しながら子育てに参加するのが何よりの楽しみになっています。普段は朝の7:30には保育園に送って、そのままお店に出勤といった感じですね。
子供と向き合える、子育てに参加できるっていうのは、やはり気持ちにゆとりが出来た事が非常に大きいと思っています。

最近嬉しかった事は?

以前のお客様とお店の前でバッタリ出会った事でしょうか。『あら、何してんのー!?』ていう感じで声をかけていただいて。前のお店から距離が離れていることもあって、昔からのお客様というのはほとんど引き継いでいないんですが、この地域との新たな縁の中に昔からの縁も繋がっていたりして、なんだか嬉しかったですね。

今後の将来像について

このお店の方向性、考え方に共感できる仲間をもっと増やして、お店の発展に貢献したいと思っています。物件次第の部分もあるんですが店舗拡張の予定もあるので、エンジンとして力を発揮していきたいですね。

取材班によるコメント

福光さんは穏やかで人柄の良さを感じさせるタイプ。新たな職場である舟入のPlanetは以前のお店よりずっと規模も小さく、戸惑う部分もありながらやりがいを感じているとの事でした。

PlanetがBeautyStreetで初めて求人情報を掲載したのは2014年の初夏。その時点ではオーナーが一人でやっている小さなお店でした。『これから大きくしていきたいね。それには店長クラスの右腕が必要だけどなかなかいなくてね・・。』といった会話を交わしたものでした。美容師不足が加速する昨今において、腕と経験があり、かつお店を任せられる人材などそうそう来るものではない・・、難しい案件だ、と感じたのを覚えています。

ですが気がつけば、その後Planetには3人の人材が入店し、その中でも最も経験の豊富であった福光さんが最も重要なポジション、オーナーの右腕たる存在として活躍し始めています。これからお店をどんどん拡張していき、Planetの価値観を業界に広めていきたいとの事。その中核のエンジンとして、今後ますます奮闘していくのだと思います。